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まりのシネマブックストーリー2
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ベンジャミンバトン 2008 米
2009年 02月 23日 |
 こんにちは!
今日のアカデミー賞発表、「おくりびと」が快挙受賞しましたね! やった~って、すごくうれしかったです。いい映画ですものね。これでまたロングラン!と思うと、もう一回見に行こうかしら?って気になります。

 今日は「ベンジャミンバトン」を見てきました。
ベンジャミンバトン 2008 米_c0184979_21491297.jpg

 あらすじ
1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが執筆した、80代で生まれ、そこから若返っていくひとりの男の姿を描いた短編の映画化作品。普通の人々と同じく彼にも時の流れを止めることはできない。ニューオーリンズを舞台に、1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミンの誰とも違う人生の旅路を描く。

主人公、ベンジャミンが触れ合う人々や場所、愛する人との出会いと別れ、人生の喜び、死の悲しみ、そして時を超えて続くものを描きあげた、一生に一本、心に残る愛の詰まった感動巨編。出演はブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン。監督は時代を代表する監督のひとりになったデビッド・フィンチャー。(作品資料より)
 goo映画より引用

 ハリウッドの特殊メイクってすごいなぁ・・・と感嘆しきり。
流れるような語り口で、3時間近くの上映時間、飽きることなく見ることができました。面白かったです。

     公式サイト・・・こちら



 もし人生を共に歩きたいと願った人が、どんどん若返っていくとしたら・・・。
ありえない(と思われる)設定ですが、どんなにか、せつないことだろう・・・と思いを巡らしてこの映画を見ました。

 二人が一緒に過ごす時間は、そんなに長くありません。だから知らない部分は日記と手紙で語る・・・という形式で進んでいきます。死を目前に控えたデイジーに聞かせるという形で。

 病床のデイジーの老けメイクは本当に見事。今を盛りの女優さんが、よく了承したなぁと思うほど。
だけど二十代の彼女はとても若若しく、30代、40代・・・50代60代と、上手く年取っていく様(メイク)が本当に絶妙で、そこに注目してました。

 ブラピの老けメイク、序序に若返っていく様が絶妙。別離の後、再びスタジオに訪ねて来る若い姿には、ぽーっ(笑)としてしまいました。若メイクもCGなんだろうけど、これもすごい技ですよね。

 見かけは老人だけど、何もかもが目新しくて好奇心旺盛な10代後半。この頃特有の世の中に対するわくわく感がしっかり伝わっていたと思います。船乗り時代の描写が長かった気がしますが、この部分を描きたかったのかなぁ・・・と。

 いろいろなことを経験して、デイジーの元を訪れるベンジャミン。ささいなすれ違いの後結ばれて・・・幸せな時を過ごします。

 だけど、時間の進み方が違う二人は、この幸せがいつまでも続くものとは考えません。特に、ベンジャミンは・・・別れを切り出させざるを得なかったベンジャミンのせつなさ、そして彼の気持ちを知って、だまって送り出すデイジーの気持ちを考えるとたまりませんでした。

 その後の二人・・・視覚的には、美しくなっていくブラピに萌え♪でしたが、しっとりと美しく更けていくケイトにも見とれていた私。結局この二人のことが好きなんですね・・・(笑)

 そして訪れる終焉・・・。どんな風に描くんだろうと思ったら・・・やはりとてもせつないものでした。

 フィッツジェラルドの小説が原作ということで、文学的表現がとても多かったですね。美しい視覚的な言葉がたくさんでした。大好きな映画「プライドと偏見」を思い出させるような表現。とても好きでした。

 長い映画なので、途中だれるかなぁ・・・と思ったのですが、全然飽きることなく、物語の世界に浸ってみることができました。見終わった後も、映画を観た満足感が大。人を愛する…美しい思いを感じることができた映画でした。面白かったです。

 次は。。。チェンジリングに挑戦です。この映画、結構私には痛いかも・・・と思いますが、まさに挑戦になるかもしれません。

 では・・・また
by twinkle_star3 | 2009-02-23 21:50 | 映画
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